JYJの妄想小説ブログです。妄想小説が苦手な方は閲覧しないでください。JYJも妄想も好きな方は是非どうぞ(^^)気に入ってもらえますように(*´∀`)


by 凛

プライド 第58話

ガチャ

「ユチョンーおかえりー!」
「ジェジュンヒョン!?ジュンスも!?どうしたの!?」
美桜から話を聞いて、自己嫌悪に陥った俺は一人むなしく帰宅した。
帰宅すると、何故か家の中にジェジュンヒョンとジュンスがいた。

「二人ともどうしたの?それより、どうやって入ったの?俺、戸締りしてたよね…」
…うん。俺は絶対にちゃんと戸締りした。
ヒョンもジュンスも俺の家の鍵を持っていない。

「明後日クランクインでしょ?ユチョンが良い仕事できるように、気合いいれてあげようと思ってさ。」
ジュンスがニコニコしながらこたえた。
「あ、ありがとう。」
「俺が腕によりをかけて作った料理で気合い入れろよ。お酒もいっぱいあるし。」
「う、うん。ありがとう、ヒョン。」
いや…それは嬉しいんだけど、一体どうやって入ったんだ?
…またベランダからか?そうとしか考えられない。危ないからやめろって言ったのに…。
でも…ジュンスはともかく、ヒョンがベランダから入るなんて想像つかないんだけど…。

「ユチョンー難しい顔してないで、こっち来て食べようよー。チゲ美味しいよ。」
「ジュンス!なんでユチョンより先に食べるの!?今日の主役はユチョンだよ!」
「えー!だって美味しそうだったんだもん!ユチョン早く食べなよー。」
「う、うん。」
ジュンスに促された俺は、色々疑問を持ちつつも料理を食べ始めたのだった。


*****

「飲めないくせに、調子乗って飲みすぎなんだよー(笑)テキーラなんかダメだって言ったのに…」
完全に酔いつぶれて寝てしまったジュンスにタオルケットをかけながら、ヒョンは呟いた。

ジュンスは飲めないくせに、飲み会の雰囲気と酔うのが大好きでひたすら飲んでしまう。
ひたすら…と言っても、3杯も飲まないうちに寝ちゃうけど(笑)

「ユチョン…良い仕事が来て本当に良かったな!絶対に良い映画にしろよ。」
「もちろん。」
「あーあ、ユチョンは仕事もプライベートも順調で羨ましいなー。」
「…プライベートは全然だよ…。」
「え?だって、美桜ちゃんにまた会えたでしょ?あとはさ、アタックあるのみじゃん。映画と美桜ちゃんへのアタック成功を祈って乾杯する?」

ヒョンは、知らないからそんなおめでたいことを言えるんだ…。
アタック?そんな資格俺にはないよ…。美桜だって俺のことなんか嫌に決まってる。
口ではカッコいいこと言ってるのに、実際は何もしない。美桜を支えられない俺なんか…。

「ユチョン!?どうした!?美桜ちゃんと何かあったの!?」
「いや…何でも…」
「何でもないのに泣くわけないだろ!」
え…
ヒョンに言われて初めて気づいた。自分の目から涙が流れていることに。

「ユチョン?何があった?俺でよかったら話聞くよ?」
「…ヒョン…」
俺は、美桜が別れを切り出した理由・美桜がどれだけ辛い想いをしていたかをヒョンに話した。


*****

「…なるほどね。美桜ちゃん本当によく頑張ってるな。芯は強そう…とは思ってたけど、俺の想像以上だな。」
本当にそうだ。美桜はめちゃくちゃ頑張ってるし、芯が強い。俺は、何もしてやれなかった…。

「それで?ユチョンはなんでそんなにウジウジしてるの?」
「え…それは…」
俺は、ヒョンの言葉に驚いて、言葉を返せない。
なんで…って当たり前だよ。俺は美桜を支えられない。美桜のそばにいる資格なんかない。

「留守電に対応しなかったから…肝心な時に守れなかったから、美桜ちゃんに嫌われた。そんな自分に美桜ちゃんのそばにいる資格ない…ってこと?」
「…わかってるんだったら聞くなよ…。」
俺は暗いトーンで返した。

「気持ちはわかるよ。俺もユチョンの立場ならそんな風に考えちゃうと思う。…でもさ、それって全部ユチョンの想像じゃないの?」
「…えっ?」
俺はヒョンの言いたいことがわからず、何も答えられない。
「美桜ちゃんに直接そう言われたの?留守電に対応しなかったから嫌いになったとか、ユチョンのこと嫌いだとかさ。」
「…そうは言われてないけど…」
直接言われてないけど、明らかにそう思ってるだろ…。

「言われてもないことを想像してウジウジして、美桜ちゃんを諦めようとしてるの?それさ、おかしくない?」
「だって…どう考えても…」
「だからさ!美桜ちゃんに直接聞いてないのに、美桜ちゃんの気持ちがわかるわけないだろ!」
ヒョンが珍しく大声を出したことに、俺は完全に驚いていた。

「美桜ちゃんとの最後の電話のこと思い返してみたら?嫌いだなんて…呆れたなんて…言ってた?絶対に言ってないと思うけど?俺は全然知らないから、自分でちゃんと思い返すんだ。」

『違う!そうじゃない!好きよ!大好きだよ!でも…』
大好き…美桜そう言ってた…。
その言葉に嘘はないはず。
別れの電話でわざわざ『大好き』なんて普通言わない。本当に気持ちがなかったら絶対に言わない…。

「…言ってない…『大好きだよ』って言ってた…」
「だろ?…ユチョンさ、ちゃんと美桜ちゃんと向き合ってた?ユチョンだけじゃなくて美桜ちゃんも。二人とも相手を気づかいすぎて、自分の気持ちちゃんと相手に伝えてないんじゃない?」
そう言われてみれば…。
昔は、美桜は自分の不安を俺にぶつけてくれてたし、俺も自分の気持ちをちゃんと話してた。
でも…俺が忙しくなってきたあたりから、だんだんお互いの気持ちを話さなくなった。

きっとこう思ってるだろう。
これを言うと心配かけるだけだから、言わないでおこう。

お互いそんな風に考えて、自分の気持ちを封じ込めるようになってしまった…。
相手が大変だから、自分のことは自分で頑張ろう…そう決めて一人で思い詰めてた。
自分が相手を支えてる・守ってるというプライドが邪魔をしていたんだ。

「なぁ、ユチョン…俺はユチョンと美桜ちゃんの二人がすごく好きなんだ。美桜ちゃんと会ってから、ユチョン本当に明るくなった。だから、うまくいってほしい。仮にダメだとしても、今のその状態で諦めるなよ…。」
「ヒョン…」

「自分の気持ちちゃんとぶつけろよ…。美桜ちゃんの気持ちちゃんと聞こうよ…。俺からの頼みだよ。」
「…ヒョン…ありがとう。ぶつかり合うよ、俺。」
「うん。そうと決まれば、飲もう!」
「うん!」

ヒョン…本当にありがとう。
俺、ちゃんと美桜と話し合う。


つづく
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Commented by my-my012 at 2013-10-07 21:12
ジェジュン‥‥(T_T)(T_T)(T_T)
どこまでもいい男。あ‥今JJに傾きかけてしまった(^。^;)

そうか、プライド‥‥。自分が一番相手を思いやってるという気持ち。
でもそれで自分を追い込んでしまったんだね。
深いな~深いよ、凛ちゃん。

でもこれでゆちょんは解き放たれたね!
さぁ~行こう、美桜のところへ‥‥
Commented by rin1119a at 2013-10-07 21:32
ジェジュンいい男ですよね( ^∀^)
このジェジュンのアシストは、最初から決めていました(^o^)v予定通り、カッコ良くかけて満足です(*≧∀≦*)

ユチョンは解き放たれました\(^o^)/ユチョン頑張れー\(^o^)/
by rin1119a | 2013-10-07 20:29 | プライド | Comments(2)