JYJの妄想小説ブログです。妄想小説が苦手な方は閲覧しないでください。JYJも妄想も好きな方は是非どうぞ(^^)気に入ってもらえますように(*´∀`)


by 凛

プライド 第60話

「あー疲れたー!」
「お疲れさまー!」

深田くんとビールで乾杯する。
「ビール美味しいね。それにしても、こんなオシャレなお店よく知ってるね。東京に住んでるのに知らなかったー。」
「ちょっと調べたからな。女の子と二人なんだから、多少は頑張らないとな。」
「もう『女の子』なんて言われる年じゃないよー(笑)それに、私相手なんだから、頑張る必要ないじゃない(笑)」

深田くんが案内してくれたお店は、カップルに人気がありそうな雰囲気のあるお店だ。他のお客さんは、ほとんどがカップルだ。
しかも、私たちの席(小さな個室)からは東京の夜景を一望できる。

「…わかってないな…。…寺川さ、海老好きだろ?ここの店に、めちゃくちゃうまそうな海老料理があるんだ。」
深田くんは、そう言いながらメニューを開いた。そこにはとても美味しそうな海老料理の写真がある。
「わぁー!美味しそう!これを食べさせてくれるために、ここのお店に連れてきてくれたんだね!深田くん、ありがとう!」
「あ、あぁ…。旨そうだろ?」

深田くんは、こういう気遣いをさらっとできる人。マメ(…だと思う)だし、いい人なのになぁ。
彼が未だに独身で、彼女すらいないのが不思議で仕方ない。


*****

話も食事もお酒も進み、私たちは二人ともほろ酔い状態になっていた。

「…お前さ、誰かいないの?」
「誰か…って付き合ってる人?」
「他に何があるんだよ(笑)」
「えっと…深田くんに紹介する人とか?」
「お前なー(笑)しかも、そんな真面目な顔で言われたら、余計悲しくなるからやめろ(笑)」
「ごめんなさい。」
「…てそんなことはどうでもいいんだ。俺の質問に答えろよ。」

ついさっきまで笑っていた深田くんが、急に真剣な表情になった。
仕事以外では絶対に見せない表情だ。…仕事で見せてた表情とも違う。何なんだろう…。
何だか…深田くんじゃないみたい…。

「で…いるの?いないの?」
「…いないけど…」
私の頭には、ユチョンの顔が浮かんでいた。
ユチョンとは今はもう何もないじゃない!
好きだけど…でも終わったの!

「けど…何?…付き合ってる奴はいないけど、好きな男はいる…ってこと?」
深田くんの問いに私は何も答えられない。


「…じゃあ、俺の話していいか?」
「え…うん…。」
「俺は、いる。」
「えっ!?そうなの!?おめでとうー!」
思いがけない報告に、私のテンションは急上昇だ。
深田くんいい人だもん。絶対に素敵な人できるって思ってたから、自分のことのように嬉しい。

「…まだ付き合ってない。気になる存在って感じ。」
「そうなんだー。でも、深田くんいい人だから、絶対にその人にも深田くんの良さわかってもらえるよ。頑張ってね!あ、今日は前祝いにする?」
私は深田くんのグラスにワインを注いだ。

「ありがとう。…めちゃくちゃ優しくて良い子なんだ。仕事も一生懸命でバリバリしてるし。しかも、美人。」
「わぁーすごく素敵な人なんだね。深田くんにピッタリ。」
「そうか?」
「うん。」
私の返事を聞くと、深田くんはグラスにあるワインを一気に飲んだ。

「でも…その子さ、昔付き合ってた彼氏のこと忘れられないみたいなんだ。」
「…そうなんだ。その人がそう言ってたの?」
「本人は否定してる。『昔の話だよー』て。でも、なんとなくわかるんだ。」
深田くんの話を聞いていたら、私も切なくなってくる…。
でも、相手の人の気持ちもわかる。昔の人のことを過去の話にするなんて、難しいよね…。

「俺…その子に幸せになってほしいんだ。一緒にいる奴が俺じゃなくてもいい。」
「深田くん…」
深田くん本当にいい人…深田くん幸せにならなきゃダメだよ…。


「…なぁ…寺川。お前、幸せになれよ。」
「え?」
いきなり自分の話に変えられたことに驚いてしまって、私はすぐに返事ができない。
「俺は、お前の元婚約者みたいな想いをするのは嫌だからな。」
「え…?」


え!?

私が反応に困っていると、深田くんが私の頭をそっと撫でた。

深田くんの手…大きいんだ。
…でもユチョンとは違う…。
ユチョンだったら、頭を撫でてくれるだけですごく安心した…。

「はぁー…お前鈍いよな…。ひとつ良いこと教えてやる。」
深田くんは、私の頭から手を離すと、大きなため息をついて言った。
「…良いこと?」
「素直に自分の気持ちをぶつけること。それをすれば、どんな結果になっても悔いはないし、ウジウジしない。自分に嘘ついてると、苦しくなるだけだぞ。」
「…うん。」

「じゃあ…俺はホテルに戻る。送りたいけど、今日は自信がないからやめとく。気をつけて帰れよ。帰ったらメールしろよ。」
「…う、うん。」
「実は、年末に朝まで飲んだ時も結構ヤバかったしな…。」
「え…深田くん…」
「じゃあな!俺が東京に来るか、お前が愛知に来た時はまた会おうな!」

いつもの底抜けに明るい笑顔とは少し違う笑顔で、深田くんはお店を出ていった。

一人になった私の頭の中では、『深田くんの好きな人って…私?まさか…』という驚き・『自分に嘘ついてると、苦しくなるだけだぞ』という深田くんの言葉たちがグルグルと駆け巡っていた。

そして、今自分に嘘ついてない?…という自問自答を繰り返していた。


つづく
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Commented by my-my012 at 2013-10-08 19:30
可哀想だけど‥‥‥‥
よし、深田くん!ナイスアシスト!

深田くん、いい人で多分美桜のこと大事にしてくれるだろうけど。
美桜にはやっぱりゆちょんだもんね。
さぁ~美桜もいっちゃえー!(≧∀≦)
Commented by shuuyuchun at 2013-10-08 19:39
深田くん、いい人~

そんないい人が独り者ですか!?
ちょっと、ビジュアルどんなかな~
許容範囲なら、慰めにいってあげようか?

だって、ユチョンは美桜しか見えないんだし、
って、いじけてみる。

いい風向きですね♪二人が正直になれば、ふふふ♪
Commented by rin1119a at 2013-10-08 20:30
まゆさん♪
深田くんは可哀想ですが、美桜のためにアシスト役で我慢しました(T_T)
可愛い美桜に惚れてしまうのはユチョンだけじゃありません(あ、亮もだ)…ってお話でした。

そうなんですよー深田くんいい人なんですよ♪深田くんならきっと美桜を大切にするでしょう(*^^*)

でも、美桜にはユチョン、ユチョンには美桜なんですよね(*´ω`*)
さて、深田くんのナイスアシストを受けて、美桜の頑なだった心もほぐれつつあります\(^o^)/

完全にほぐすのは誰ですかね?…一人しかいませんね(*≧∀≦*)?
Commented by rin1119a at 2013-10-08 20:37
shuuyuchunさん♪
深田くんデータ
そこそこの身長(170前半)・端正な顔立ち(パッと見チャラそうに見えるけど)・日本の最高学府T大卒

いかがですか?慰めてもらえます(;_;)?

ビジュアルが許容範囲なら…に笑いました\(^o^)/笑

たしかに、ユチョンは美桜しか見えてないですね(笑)

風向き良好です(*≧∀≦*)
深田くんのおかげで素直になりつつある美桜の心を、完全にとかすのは誰でしょう…。
はい、一人しかいませんね\(^o^)/
Commented by m_n_k_5604 at 2013-10-08 20:50
ほんと深田君いい男!!!うちの旦那みたいなビジュアル^^;;T大じゃなくてW大卒だけど。私みたいなばばちゃんは嫌だろうから、うちのK大卒の娘を向かわせますわ♡銀行員だし、給料高そうだし、いいお婿さんになるねb

さっきオクセジャみてて、ユチョンかっこいいんだけど、手フェチの私としては、ちょっといけてないなぁ~~なんて、思ったりして。。。。
(槍や刀やナイフやボールはお投げになりませんように。。。。あ!座布団も!!お願いします。)
Commented by rin1119a at 2013-10-08 21:03
m_n_k_5604さん♪
こんばんはー(*^^*)
ご主人素敵ですね(*≧∀≦*)深田くんそっちのけで、ご主人にときめきました(///∇///)笑
深田くん、給料良いですよー(笑)2009年入社の二大エースの一人ですから(もう一人は美桜)♪出世するので、給料もさらに上がります(笑)
是非お嬢様を深田くんに(*≧∀≦*)

大丈夫です(笑)何も投げませんよ、私は(笑)他のユチョペンさんはわかりませんが(笑)
手ですか…私『ユチョンに頭を撫でられるとほっとする』とか『ユチョンの手が好き』などの描写を入れているわりに、そんなに手フェチではないし、ユチョンの手も見てないです(笑)←ユチョペン失格ですかね(((^_^;)

最近は、ユチョンの輪郭ばっかり見ています(笑)「もっとシュッとしてーシャープに!」と祈りながら(笑)
by rin1119a | 2013-10-08 19:10 | プライド | Comments(6)