JYJの妄想小説ブログです。妄想小説が苦手な方は閲覧しないでください。JYJも妄想も好きな方は是非どうぞ(^^)気に入ってもらえますように(*´∀`)


by 凛

プライド 第61話

『素直に自分の気持ちをぶつけること。それをすれば、どんな結果になっても悔いはないし、ウジウジしない。自分に嘘ついてると、苦しくなるだけだぞ。』

深田くんの言葉が頭から離れない。
私…本当は…ユチョンが好き。ユチョンのそばにいたい。
でも、いいの?
私…ユチョンをいっぱい傷つけたのに。
ユチョンを守れなかったのに。
本当のこと言ったらもっと傷つけちゃうのに。

『…お前鈍いよな…』
深田くんの気持ちに全然気づいてなかった…。私、知らないうちに深田くんを傷つけてたんだ…。


ブーブー

あ、深田くんからメール…。

『無事帰ったみたいで安心した。店で俺が言ったことのほとんどは忘れてくれ。酔っ払いの戯れ言…てことで(笑)

でも、素直に自分の気持ちをぶつけること…ってのは忘れるな。忘れずに実践しろよ。
その結果、お前も相手も傷つくかもしれない。でも、ぶつかってできた傷よりも、ぶつからないでできた傷の方が後に残るぞ。
お前、多分ずっとその状態なんじゃないか?寺川は優しすぎるから、何でも自分一人で抱え込むけど、その癖治せ。自分が辛いだろ?

それから、過ぎたことを考えるよりこれからのことを考えた方がいい。
まあ、長々と書いたけど、とにかく頑張れ!
また、飲みにいこうな(^o^)』

深田くん…なんでそんなに優しいの?優しすぎるのは、私じゃなくて深田くんだよ…。

ここまで言ってもらって…。深田くんのこと傷つけて…。ユチョンとちゃんと向き合わなかったら…。私、深田くんに顔向けできないよ…。
怖いけど…私ちゃんとユチョンと向き合う。もう逃げない。自分に正直になる。


*****

「はぁーこれでアイツも少しは素直になれるかな…。」
寺川にメールを送り、ホテルのベッドに寝転がる。

アイツ…本当に優しいから、どうせ『深田くんのこと傷つけた…』とか『正直になって、相手のこと傷つけたらどうしよう』とか考えてるに決まってる。だから、もう1回背中押してやらないとな。

それにしても…今日俺よく我慢できたよな。
危うく「好きだ」て言いそうだった。何度手を出しそうになったことか。
アイツ昔から無防備過ぎるんだよな…。鈍いし…。自分の可愛さ自覚して、少しは警戒心持てよな。
他の男なら襲われてるぞ。

「はぁ…」
…さてと、自分を労るために一人酒するか!


*****

試写会当日

「ふぅ…」
「ユチョンさん緊張してます?」
「はい…。お客さんの反応を直接見れるからね…どんな反応がくるか緊張します。」
そういう意味の緊張もあるけど…。
美桜とちゃんとぶつかる覚悟をしたとはいえ、やっぱり緊張する。しっかりしろ、俺!

それに、俺の演技を美桜に見てもらうのも緊張する。自分では120点をあげたいくらい良い演技ができたと思う。だけど、美桜は、映画見てどう思うだろう?

「大丈夫ですよ!ユチョンさんの演技ほんとに凄かった…て他の俳優さん皆さん言ってますよ!」
「ありがとう。」
興奮気味なメイクさんにセットしてもらいながら、俺は試写会の挨拶に向けて気合いを入れ直していた。


*****

「それでは、監督と出演者の皆様に登場してもらいましょう!」
司会者のその声と共に、俺たちは拍手に包まれながら舞台に上がった。


「…続いては、キム・テファン役のパク・ユチョンさんに挨拶をお願いしましょう。パクさん、お願いします。」
その声を合図に俺は挨拶を始めた。

「皆さん、今日は会場まで来てくださって本当にありがとうございます。キム・テファン役のパク・ユチョンです。」
大きな拍手が起こっている。

「僕が演じたキム・テファンは、とても難しい役でした。
周りに流されてしまう気持ち・現実に押し潰され参っている気持ち・子供の頃の夢を捨てたくない気持ち…たくさんの気持ちを持っている人で…。でも、その気持ちをほとんど口に出さない人なんです。
その気持ちを台詞以外の方法で表現することがすごく大変でした。」

関係者席に目を向けると、美桜の姿があった。俺は美桜を見ながら、言葉を続ける。

「台詞以外で表現するには、テファンの気持ちを本当にしっかり掴まなければいけません。だから、テファンの気持ちを掴むために、僕はある人に話を聞きました。
彼女はテファンそのもので、僕は撮影の間常に彼女のことを考えて、テファンの感情を作っていました。そうしているうちに、作る必要がなくなりました。テファンが僕に憑依してきたからです。

テファンの感情を掴むきっかけを作ってくれた方・そして皆さん…見ている方の心を揺さぶるとてもパワーのある作品に仕上がりました。是非、楽しんでください。」

そう挨拶を締めた俺は、美桜を見つめた。優しい笑顔で拍手を送ってくれていた。

本当は…『大切な人にキム・テファンの感情を掴ませてもらった』て言いたかったけど…そういうことは二人になってからでいいか。

さぁ…試写会が終わったら…一世一代の勝負するか!


つづく
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Commented by k-tmyf at 2013-10-09 13:19
頑張れ~!ユチョ~~~ン!!
はぁー…何か自分も緊張してきた…(-.-;)
Commented by my-my012 at 2013-10-09 15:20
もうここでも深田くん(T_T)
いいところで背中押してくれました。
グッジョブ(^_^)v

さぁ~一世一代の勝負。
正座して観戦しておりますよ~

ファイティン、ゆちょん!
Commented by rin1119a at 2013-10-09 16:06
先生♪
ユチョンの一世一代の勝負見守ってやってください\(^^)/先生パワーをユチョンに送ってやってください\(^^)/
Commented by rin1119a at 2013-10-09 16:09
まゆさん♪
深田くんは、美桜の性格よくわかっていますからね(;_;)だから、美桜に惚れてしまったのですが…(;_;)
だからこそのナイスアシストです(*^^*)

ユチョンの男らしさ炸裂です\(^^)/一世一代の勝負にご期待あれ\(^^)/
by rin1119a | 2013-10-09 12:33 | プライド | Comments(4)