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by 凛

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プライド 第45話

「契約解除!?なんで!?」
新しいアルバムが発売された数日後、俺たち3人は社長から耳を疑う知らせを言い渡された。

契約解除…
日本での活動を支えてくれていた事務所から、突然うちの事務所に電話がかかってきたらしい。

「え!?契約解除ってどういうこと!?この前野外フェスタにも出たし、新しいアルバムだって発売されたばっかりなのに…いきなり何故ですか!?」
いきなりの知らせに気が動転し、俺とジュンスは何も言えない。
そんな俺たちの気持ちを、ジェジュンヒョンは代弁してくれている。

「ジェジュン・ユチョン・ジュンス…本当にすまない。…俺のせいなんだ…本当にすまない…」
「社長のせいってどういうことですか?社長は、前の事務所を出た俺たち3人と契約してくれて、ユノとチャンミンを迎える準備もちゃんとしてくれてる…。俺たち、社長には感謝の気持ちでいっぱいなのに…」
ジェジュンヒョンの言葉に社長は泣き崩れてしまった…。


社長の涙ながらの説明を聞いていると、俺たちまで泣いてしまいそうになった。
社長の話によると、社長の過去を問題にして俺たちの契約を解除したらしい。

「俺の過去のせいで…本当にすまない…。お前たちは全然関係ないのに…。お前たちの才能を俺は活かしてやれそうにない…。」
「あーもう!社長!落ち込まないで!日本には他にもたくさん事務所あるじゃん!大丈夫!契約してくれるところを探せばいいんだよ!」
ジュンスの明るい声に、俺とジェジュンヒョンも続けた。
「そうだよ!ジュンスの言う通り、他を探せばいいんだよ!な、ユチョンもそう思うだろ?」
「うん!社長、今が一番辛い時期なんだよ。今さえ乗りきれば大丈夫。だから、これからも俺たちをよろしくね。」
俺たちは3人で社長を励ました。

俺たちの言葉で立ち直った社長は、すぐに他の事務所を探しはじめた。
いくら何でも、ひとつくらいなら見つかる…。
俺たちはあまりにも甘く考えすぎていた。

*****

「どこの事務所も契約してくれないんだ…。それに…噂なんだけど…東方神起は2人で活動することになるらしい…。」

数日後、俺たち3人はさらに耳を疑う知らせを言い渡された。

ひとつも契約してくれない?
東方神起が2人になる?

何がなんだかわからない…。
「多分、お前たちの前の事務所が色んなところに圧力をかけてる…。電話で名前を名乗った瞬間に、電話を切られるんだ。秘書とかにかけてもらっても同じなんだ。」

あまりのことに俺たちは誰も口すらきけなかった。いくらなんでもそこまで…。

「東方神起の名前の使用権は、前の事務所がもってる。だから、お前たちが東方神起として活動したければ、前の事務所に戻るしかないらしい。」
嘘だろ…何だよそれ…。
俺たちは、5人で歌って踊って笑いたいだけなんだ。そのために、事務所を出たのに…。

「ユノとチャンミンは!?どこにいるの!?」
「どこにいるかはわからないが…前の事務所の監視下におかれているのはたしからしい。」
さっきから…「らしい」ばかりだ。この話って一体誰からの情報なんだ?
「社長…その話…東方神起が2人になるって誰から教えてもらったんですか?」

社長は、嫌なとこをつかれたような表情をして黙ってしまった。
「社長のことは信用してます。だけど、情報源もわからないのに、そんな情報を信じられないんです。」
俺の言いたかったことをジェジュンヒョンが言った。

「口止めされてるけど…仕方ない…。お前たちの…マネージャーだった人だ。」
「え!?ヒョンに会ったの!?ヒョン元気だった!?」
俺にとっては、情報の信憑性よりもヒョンのことが重要だ。
ずっと俺たちを支えてくれていた。俺たちのスケジュールに合わせて動くから、ヒョンには当然休みなどなかった。
それなのに、いつも俺たちのことばかり気にして…。
前の事務所を出てからずっと会えてないから、すごく気になってるんだ。

「ああ。元気そうだったよ。」
「良かったー。な、ジェジュンヒョン・ジュンス良かったなぁー。」
俺たち3人は、ヒョンが元気でいることを喜びあっていた。

「…喜んでいる場合じゃないぞ。とりあえず、今の状況では日本での活動は無理だ。撤退だ。韓国に戻るぞ。」
俺たちは目の前が真っ暗になる気がした。
日本から撤退…

さらに社長は続ける。
「日本でこんなに圧力かけることができるなら、韓国では…。韓国に帰っても、スムーズに活動はできないと思う。覚悟しておいた方がいい。俺は、とにかくお前たちを全力で支えるからな。」
なんだか…お先真っ暗…。
みんなで良い音楽を作るために、前の事務所を出ていったのに…。
仕事すらできないなんて…。
裁判も難航してるし…。
俺たち一体何してるんだ?

*****

家に帰ると、俺たちはそれぞれの部屋に引きこもっていた。
真っ暗な部屋のなかで考えていた。
これからどうする?そもそも俺たちにこれからがあるのか?

そうボンヤリと思っていると、ふとケータイが目にとまった。

なんか光ってる…留守電…
いつのまに電話なんかかかってきてたんだ?全然気づかなかった。

ピー
『もしもし?ユチョン?…いきなりごめんね。少し声が聞きたくなっただけだから…気にしないで。じゃあね。』

美桜…。
でも、悪いけどかけ直す気になれない。
今は誰とも関わりたくない。

俺は、ケータイの電源を切って眠りについた。

つづく
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by rin1119a | 2013-10-01 11:53 | プライド | Comments(2)