JYJの妄想小説ブログです。妄想小説が苦手な方は閲覧しないでください。JYJも妄想も好きな方は是非どうぞ(^^)気に入ってもらえますように(*´∀`)


by 凛

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今年も明日で最後ですね(^^)

物凄く個人的な話ですが、今年は家庭内で色々ありまして、自分で頑張って稼がなければいけない状況になりました。
でも、無事に授業料も支払えたし良かったです(^^)

そんな忙しい日々でしたが、ブログでお話をアップしたり、コメント欄でゆちょペンの皆様とお話したことが大きな楽しみと安らぎでした(*^^*)

遊びに来てくださった方・お相手してくださった方…ありがとうございます(*≧∀≦*)
来年もよろしくお願いしますm(__)m♪


来年は…

良い結果が出るまでは言わないでおこうかと思いましたが、心配をかけてはいけないので、先にお知らせしておきます(^_^)

私は、現在就職活動真っ最中です(^^)まだ、始まったばかりですが、年明けからかなり忙しくなると思います。

さらに、資金稼ぎ等が理由で、バイトは今まで通り入ります。

なので、更新頻度は落ちるし、コメントのお返事が遅くなることもあると思います。

数日音沙汰がないこともあるかもしれませんが、ちゃんと元気に生きてるはずですから安心してください\(^o^)/

でも、コメントは私のエネルギー源なので、今まで通りジャンジャンお願いします(*^▽^)/★*☆♪←催促(笑)

1月は、気になる会社の社員さんと「1対1」or「1対2」でお話することになりました(社員さん対学生。もしかしたら、私以外にもう一人学生が来るかもしれないらしい)。

今から緊張していますが、実りある時間にするために、しっかり準備しようと思います\(^o^)/
貴重な時間を割いていただいているわけですし。


色々個人的な話ばかりをしてしまいましたが、来年も私とうちのブログをよろしくお願いしますm(__)m♪

そして、ユチョン・ジェジュン・ジュンスの3人を仲良く応援していきましょう(*≧∀≦*)
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by rin1119a | 2013-12-30 22:33 | お知らせ | Comments(11)
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by rin1119a | 2013-12-29 23:11 | 運命の人(番外編)
小さい頃から、私の憧れは両親だった。

父は、アジア全域で活躍する俳優であり、歌手。
仕事が忙しくてあまり会えないけれど、いつも私を可愛がってくれる。

ちょっと心配性過ぎるけど…。
優しくて、いざという時には頼りになるカッコいいお父さんだ。

母は、バリバリのキャリアウーマン。
会社の新卒採用のパンフレットに掲載されたりしている。

でも、私の前では、すごく可愛いお母さんだ。
忙しいのに、いつも私を気にかけてくれる。
一緒にいる時間は少し短くても、私を大切に思ってくれてるんだな…って伝わってくる。

そんな可愛いお母さんは、娘の私が言うのも照れるけど、すごく美人だ。
そして、お父さんはお母さんが大好きだ。
お母さんもお父さんが大好きだ。

二人は本当に仲が良い。
…というか、ラブラブ(笑)
私も…こんなにずっと思い合える人に巡り会いたいと思う。

今の彼は…そんな人なのかな?
わからないけど…彼のことは大好きだから、彼がそんな人でありますように。


*****

「あやめー準備できたー?」
「お父さん…もうちょっと待って。」

今日は、あやめとデートだ。
新年初の日本。
美桜は仕事なのが残念だけど…あやめとおでかけは嬉しい。


パタパタ

「お父さん、ごめんね。お待たせ。」
おぉー!!さすが俺と美桜の娘!
あやめ可愛すぎるー!

生まれた頃からずっと可愛いけど、最近は急に大人っぽくなった。
髪型は違うけど、若い頃の美桜によく似てる。
大きくてパッチリした目と、透き通るような白い肌は、美桜そのものだ。

女子校に入れて大正解だな。
共学なんかに行ったら、変な男に汚される!
こんな可愛いあやめには、指一本触れさせない!

「お父さん?どうかした?この服似合ってない?」
「ううん!すっごく可愛いから見とれてただけ!さ、デートだ!」
「うん!」


*****

あやめとショッピングしたり、ちょっと遅い初詣をしたり…楽しいな。

「お父さん…荷物持つよ。全部私の物なんだから、何か一つくらいは…」
「いいの!あやめは女の子なんだから。」
あやめ優しいな。
ふふっ可愛くて優しい娘がいて、俺は幸せだな。

「パクさん!」
「あ、上原くん!」

あぁ!?誰だ!?その男は!?

「パクさん、買い物?」
「うん。お父さんと一緒に来てるの。上原くんは?」
「俺も買い物。一人だから寂しくてさ。パクさんも一人なら一緒に…」

「お父さんと一緒に来てるの…ってあやめが言ったのは、聞こえなかったのか?」
このヤロー!!!
あやめとデートするつもりだったんだな!
お前となんかさせるかー!!

「お、お父さん…落ち着いて。彼は、上原くん。塾の友達で、いつも勉強教えてもらってるの。」
なるほど…勉強を口実にあやめに近づいているんだな!!
このヤロー!!!

「お父さん、初めまして。パクさんと同じ塾に通っている、上原といいます。」
「上原くん、初めまして。あやめがいつもお世話になってるようで…でもね…君にお父さんと呼ばれる覚えはないね。」
「え?」
「お父さん!?そんなこと言うのやめてよ!…上原くん、ごめんね。お父さん、ちょっと心配性過ぎるとこがあって…」

あやめ!?何故こいつを庇うんだ!?

「いいよ。気にしてないから。…でもさ…パクさんの彼氏は苦労しそうだね。」
「彼氏だとー!!!!そんなもん許さないぞ!!!」
「お父さん!お願いだから落ち着いて!」


*****

「あやめ、アイツとはどういう関係だ!?」
「もー!塾の友達だよ!何回言えばわかってくれるの!?」

仕事を終えて家に帰ると、ユチョンとあやめが言い争いをしていた。

塾のお友達でこんなに騒いでちゃ…お付き合いしてる彼のことなんて言えないわ。

彼はとても誠実な子なんだけど…相手関係なしにユチョンは許さないだろうし…。

あやめと彼の出会いは、通学中の電車の中だったそう。
帰りの電車で酔っ払いのサラリーマンに絡まれていたあやめを、彼が助けてくれた。
それがきっかけらしい。

少女漫画みたいで素敵よね。

でも…

「変な男とは関わるな!」
「上原くんは変な男なんかじゃないよ!もー!お母さーん!お父さんどうにかしてよー!」

はあ…まったく…
深田くんと佐伯さんのとこの優輝くんにまで、警戒心を抱くだけのことはあるわ…。

今後のことを思うと、頭が痛い…。

「ユチョン!そんな訳のわからないこと言っちゃダメでしょ?あやめのお友達なんだから。」
「だってー!美桜!上原の目がニヤついてたんだ!」
「絶対に気のせい!」

彼のことは…絶対に言えないわ。


おわり
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by rin1119a | 2013-12-29 16:34 | プライド(番外編) | Comments(8)

ダラダラ過ごす一日

みなさん、こんばんは\(^o^)/
私は、一日中寝てます(笑)

えっと、熱情&支店長と呼ばないで&それぞれのクリスマスイブの続編の3つが同数なので、とりあえず熱情から書きました(*^^*)

他の2つも書くので、コメントくれた方はしばしお待ちくださいませ(*´ω`*)

深田くんのあまりの人気に、私は嬉しい驚きでいっぱいです(*^▽^)/★*☆♪
まさかこんなに人気者になるなんて(*≧∀≦*)

もちろん、他のお話もボチボチ上げていくので、お楽しみに(*^▽^)/★*☆♪


ところで、今日は一日中寝てますが、夕方にはスカパーでドラえもんを見て泣いていました(笑)

のび太の結婚前夜&おばあちゃんの思い出を放送していましたが、2つとも良い話過ぎてm(。≧Д≦。)m

特に、おばあちゃんの思い出m(。≧Д≦。)m泣けましたm(。≧Д≦。)m

ちなみに、私はクレヨンしんちゃんも好きです(*≧∀≦*)笑
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by rin1119a | 2013-12-28 21:51 | 日常 | Comments(8)

熱情 第13話

「転勤ね…福岡でも元気でね。私とはサヨナラだけど、本命さんとはどうするの?」
「…気づいてたのか…」

気づくわよ(笑)
遊びとはいえ、本命さんより長くあなたと一緒にいるんだから。

あなたをそんなに夢中にさせる人…どんな人か見てみたいわ。


*****

「転勤!?福岡!?」
「あぁ。来月から。」

久しぶりに会えた日に、信じたくないことを告げられた。

嘘でしょ…転勤なんて…

もう私とは終わりなんだ…
それしかない。

いつか終わりが来るとは思ってはいたけど、いきなり過ぎて受け入れられない。
俯いて涙を流しそうになるのを誤魔化す。

すると、彼に顔を上げさせられた。

「泣くなよ…一生会えなくなる訳じゃないんだから。」
彼は、指で私の涙を拭いながら言う。
「ごめんなさい…」
「そんな顔されたら…ますます行きたくなくなるだろ。」

ぎゅっ

そう言いながら、ユチョンは私を思いっきり抱きしめた。
気のせいかもしれないけど、今までで一番力強く。

ユチョン…最後ぐらいは笑顔で…
笑顔でサヨナラしたいのに、そんなことされたら、私…

「灯…こっちに帰って来れるのは、盆と年末年始くらいだと思うけど…いつでも連絡してこいよ。あと…お前が福岡に会いに来るって手段もあるし。」
「えっ!?」
全く想像とはちがう話に、私は驚きの声をあげた。

「何驚いてるんだよ(笑)俺が福岡に行くこと以外は、今まで通りに決まってるだろ。」
「ユチョン…」
「…灯…俺…福岡行きたくない…」
「ユチョン…」

いつもの余裕たっぷりの口調じゃない。
心の奥から絞り出すような…悲痛な叫びのように聞こえた。
私と離れたくない…そう思ってくれてるんだよね?
私…まだ飽きられてないんだ…

私は彼の背中に手を回して、思いっきり抱きしめた。
離れたくない…でも…会社が決めたことだから仕方ない。
ユチョン…頑張って…

この日、私たちはずっと抱き合っていた。
そして、1か月後…
『いってくる』というシンプルなメールだけが送られてきて、ユチョンは福岡へ旅立っていった。


*****

「パク!今度のプレゼンの資料まだできてないのか?」
「すみません!あと少しかかります。」

2年目であること・周りの人間が変わったことによるストレスは、自分が思っていたよりも大きいらしい。

しかも、新しい配属先は規模が小さく、同期もいないうえに、年次の離れた人ばかりで気も遣う。
土地も変わって、顧客も変わると、今までの営業スタイルとまるっきり同じでは通用しない。

外回りから帰ったら、資料終わらせないと…今日は午前様だな。


*****

「彼から連絡あった?」
「…ないです…」

ユチョンが福岡に行って、1か月が経った。
最初の1週間は連絡あったけど…それから何をしても何の音沙汰もない。

もともと連絡は気紛れだったけど、こんなに長く連絡ないのは初めてだ。

「仕事が忙しいんだと思います…新しい場所で頑張ってるから、私に連絡してる暇なんてないんだと思います。」
「…たしかに忙しいだろうけど…忙しいのは彼氏だけじゃないじゃん。灯ちゃんだって、就活大変なのに。」
「私は彼に比べたら全然…」
「嘘…かなりストレス溜まってるよね?彼のことも就活のことも…サークルだって人手が足りないから、灯ちゃんが手助けしてるんでしょ?一体いつ休んでるの?」

ジェジュンさんには何でもお見通しだ…。
正直、最近きつい。
後輩から『人手が足りなくて困ってるんです!忙しいのに申し訳ないけど、灯さんが来てくれるなら安心なんです!お願いできませんか?』と必死に頼まれたら、断れなくて引き受けた。

私なんかを必要としてくれるのが嬉しくて…。
弱音を吐いたって周りに気を使わせるだけだから、グッと飲み込んで頑張るしかない。

就活は、なかなか思い通りにいかなくて本当に辛い。
自分なんかを雇ってくれる会社があるように思えない。

だけど…笑顔忘れたらダメだから、明るく頑張らなきゃ。

「薬だってかなり飲んでるよね?飲みすぎたら、薬も害にしかならないんだよ?」
「薬を飲んだら…気持ちも落ち着くし…少しは眠れるし…」
「薬じゃなくてさ、周りの人間にもっと頼ってよ!」

『暗い顔しないでよ。お母さんが大変なの知ってるでしょ?あんたのことまで、気にしてる余裕なんかないの。』

私が暗い顔したらダメなの。
周りに迷惑かけるの。
いつもニコニコ明るくしていなきゃ、私は見捨てられる。

私は、ジェジュンさんの優しさに甘えすぎてる。
ダメなの。私なんかが周りに甘えちゃ。
迷惑にしかならない。

「灯ちゃん…お願いだ…本当に本当に俺は君が心配なんだ。俺で良かったら、いつでも話聞くから。そばにいるから。」
「ジェジュンさん…ごめんなさい…迷惑かけてばかりで…」
「迷惑なんかじゃない!」

『藤木さんは、人手が足りない時に絶対に入ってくれるから、助かるわ。』
『藤木さんはいつもニコニコしてて優しいから、仕事でわからないこと聞きやすいです。』
『灯さんは本当に優しくて、良い先輩です!大好きです!』
『灯はいつもニコニコしてて明るくて本当にいい子!大好き!』

本当の私は…ちょっとしたことで落ち込んで悩むの。
みんなが思ってくれてるようないい子じゃない。

でも、本当の弱くて何の役にも立たない私を見せたら…誰も私のそばにいてくれなくなる。

優しくて明るくていい子の私じゃなきゃ…


つづく
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by rin1119a | 2013-12-28 19:32 | 熱情 | Comments(0)
明日は一日中何もないー\(^o^)/
年末年始のフル稼働に向けて、しばしの休息を取ろうと思います。

最近、何もしてない時は寝てばかり(ご飯も食べない)です(笑)
ご飯食べるのも面倒で(笑)
友人曰く「それ絶対疲れてるやろw」だそうです。
はい(笑)明日は一日中ダラダラします\(^o^)/

そのダラダラを心の支えに、25時まで頑張ります\(^o^)/

お話を書く時間をなかなか確保できないのと、頭が回らない(もとから頭パーですがw)のが原因で、今日はお話の更新できません(;_;)

ネタは色々ありますが。

☆支店長と呼ばないで(限定記事)
☆素直になりたい(最悪な印象を相手に抱いている二人が、あることをきっかけ…)
☆You are my sunshine(チェリムとジェジュンがやっと…)

☆熱情(ユチョンと灯の別れが近づいています)
☆プライド番外編(若い頃のユチョンと美桜の話・あやめちゃんの失恋後編・それぞれのクリスマスイブの続編)

思い浮かんでるだけで、これくらいあります(*^^*)

どれが一番見たいですか(*´ω`*)?
読んでくれてる方のご意見が気になります(*^^*)

もしかしたら…一番人気のものを一番先にアップするかもしれません(^^)
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by rin1119a | 2013-12-27 20:08 | Comments(8)
『支店長と呼ばないで』の続き見たいですか(笑)?
まさかの深田くんで限定記事になりますが(笑)

それから、熱情の今後を色々考えていたら、限定記事増えそうですw
今はまだ1章(ユチョンと別れるまで)ですが、2章(現在突入)からは…

ユチョンに激しく求められ、ユファンにも激しく求められ…
さらに…もしかしたら…優しい男ジェジュンも…

色々激しい四角関係になりそうです。

ユチョンのトラウマ、灯のトラウマにも大きくスポットを当てますし、ハラハラさせちゃいますね。

たまに癒しにジュンスを登場させるので、お楽しみに(*^▽^)/★*☆♪

チェリムも素直になりたいも、鋭意製作中なので、よろしくお願いしますm(__)m♪
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by rin1119a | 2013-12-26 21:52 | ブログ関連 | Comments(10)

祝福とお話のこと

ついさっきは、かなり個人的な愚痴を書いてしまいましたが、ここでは明るい話題&お話のことを語りましょう(*^^*)

JYJデビュー10周年(*^▽^)/★*☆♪
おめでとうございます(*^▽^)/★*☆♪

画像も何も貼っていませんが(笑)、心から祝福しています(*≧∀≦*)
アプリさえちゃんと使えたら、何か貼るんですが( TДT)

私は、その10周年のうちのほんの少ししか知らないけど、これから先はずっとリアルタイムで応援していきます\(^o^)/

ユチョン、ジェジュン、ジュンス(*≧∀≦*)おめでとうございます(*^▽^)/★*☆♪


*****

ここから先はお話のネタバレ

まずは、『それぞれのクリスマスイブ』から…

アップしたのはクリスマスですが(笑)、クリスマスイブのお話です(*^^*)
本当は、若い頃(20才頃)のユチョンと美桜で、クリスマスネタを…と思っていましたが。
何故か、完成したのは、読んでもらった通りの内容でした♪w

でも、書いた本人は気に入っているし、ご好評のようなので良いですよね(*^^*)?


続いては、熱情…

はい。ユチョンも灯も気持ちは同じですね。
ですが…ユチョンは言わないし、灯も気持ちをぶつけないから、今にもダメになりそうな雰囲気が漂っています。
このお互いちゃんと話さない点が、プライドのユチョンと美桜との最大の違いですね(;_;)

ユチョンは、いまだに遊びの女と会うのはやめてないし( TДT)
しかも、そのうちの一人とは面倒なことになってるし( TДT)

で…そんな感じの中…ユチョンが転勤しちゃいます。
この転勤でユチョンと灯はどうなるのでしょうか…。
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by rin1119a | 2013-12-26 18:33 | ぼやき(お話のネタバレあり) | Comments(3)

熱情 第12話

ユチョンに変に思われなかったかな…後ろからするのをあんなに激しく嫌がってしまった。

あの姿勢になった瞬間、思い出してしまったの。
父にされてきたことを。
ユチョンは、父とは違う。そんなことわかってる。
でも、顔が見えないからすごく不安になって…。


*****

接待疲れた…家に帰って寝たい…

明日の会議の資料をまだ完成させていない俺は、会社に戻って一人で資料を作っている。

はあ…めんどくせぇ…
眠い…
もう0時過ぎてるし!

『最近忙しいみたいだけど、あんまり無理しないでね。』
灯…なんか…灯の声聞きたいかも。

そう思った俺は、プライベート用のケータイを手に取っていた。

ブーブー

えっ!?灯からだ!

「もしもし?どうした?」
『もしもし…ごめんね…特に何もないんだけど…』
「ふーん…俺は今仕事中でさ。」
『えっ!?もう0時過ぎてるのに…こんな時間までお疲れ様…あっ、じゃあ、切らないと…ごめ…』
「切らないで。ちょっとだけ話したい。」
『え?いいの?』
「あぁ。灯の声聞きたいって思ってたとこだから。」
『え!?あ、あ、そうなんだ!良いタイミングでかけたみたいで良かった。』

すげぇあたふたしてる(笑)
きっと顔真っ赤なんだろうな。その顔を見たい。
可愛いよな、本当に。
可愛い灯はずっと俺の…

「めちゃくちゃ良いタイミングだった。かけようと思って、ケータイを取った瞬間にかかってきたんだ。」
『そうなんだ…すごい偶然…』
「最近会えなくてごめんな。仕事忙しくて…」
俺たちは、この前のポーさん鑑賞会以来一度も会っていない。もう2週間経ってる。
自分の口から『会えなくてごめんな。』なんて言葉が自然に出ていることに、驚く。

したい…とは思っても、『会いたい』とか『顔見たい』など今まで一度も感じたことはなかった。
灯は、やっぱり今までの女とは違う。

性欲は遊びの女で満たせても、こんな気持ちは灯じゃなきゃ満たせない。

『謝らないで。仕事忙しいんでしょ?今…こうして話せてるだけですごく嬉しいよ。』
「…灯は本当に可愛いな。」
『えっ!?そ、そんなこと…』
「可愛いよ。俺は、灯より可愛い女知らない。」
やばっ…俺はどうしたんだ?
灯と会ってからキャラ変わってるじゃん!

「あ…そろそろ俺仕事に戻る。」
『う、うん。ちゃんと寝てちゃんとご飯食べてね。頑張りすぎちゃダメだよ。』
「ありがとう。じゃあ…」

電話を切った後、しばらく余韻に浸っていた。
今まで誰かに心を許すことはなかった。
なのに、灯には許してしまっている。灯が俺の心に入ってくること…何故か心地良いんだ。

灯がずかずか入ってきているわけではない。むしろ、すごく遠慮がちなんだ。
でも、彼女は俺の中にスッと入り込んでくる。

もっと入ってきてほしいという気持ちと、初めてのことだから少し怖いという気持ちもある。

だけど…灯が離れていくのは嫌だという気持ちは、間違いなく本物だ。
灯なら…きっと俺のそばにいてくれるよな。


*****

『灯の声聞きたいって思ってたとこだから。』
『最近会えなくてごめんな。仕事忙しくて…』
『可愛いよ。俺は、灯より可愛い女知らない。』

電話を切った後、私の脳内では彼の声が何度も再生されていた。
自惚れだと思うけど…あんなこと言われたら、『私のこと好きなのかな?』って思っちゃうよ…。

勇気出して電話してみて、良かった。
今日は良い夢見れそう。
…夢でユチョンに会えたらいいな。


*****

「ユチョン!」
やっと資料を作り終えて、家に帰ると、思いがけない奴がいた。
「…お前何してるの?もう会わないって言ったの忘れた?」

こいつ…まさかずっと家の前で待ってたのか?

「藤木灯とさっさと別れてよ!あんな子の何が良いのよ!私の方がユチョンを満足させられるわ!」
女は胸を張ってそう言った。
…胸のデカさだけは灯に勝ってるな。
「言いたいことそれだけ?俺、疲れてるんだよ。頼むから帰ってくれ。」
「何よ!そんなにあんな女がいいの!」

さっきから『あんな女』『あんな子』ってうるせえな…お前に灯の何がわかるんだよ。

「全部だ。お前にはわかんねえよ。」
「わからないわ!わかりたくもないわ!ああいう清純ぶった女ほど、中身はとんでもないんだから!」
「…灯のことをそれ以上悪く言うな!とっとと帰れ。」
「ユ…ユチョン…」

呆然としている女を置いて、俺は家の中に入った。


*****

「パク、ちょっと話があるんだ。」
翌朝、俺は上司からいきなり呼び出された。
「はい。」

部屋に行くと、上司はサラリと言った。
「お前、来月から福岡勤務だ。」
「え!?」
「ああ。2年目から新天地で頑張れ。お前はできるからどこでも通用するさ。」

転勤はつきものだと思っていたが、急すぎて間抜けな声を出してしまった。

福岡…転勤…

俺の頭の中には、しばらくその二つの単語がグルグル回っていた。
そして、そのあとはずっと灯の顔ばかりが浮かんでいたのだった。


つづく
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by rin1119a | 2013-12-25 19:36 | 熱情 | Comments(0)
『お母さん…あのね…ケーキの作り方教えてほしいの…』

真っ赤な顔で娘に言われたのは、1週間前。

なんとなく『お付き合いしてる人がいるのかな?』と思っていたから、特に驚かなかった。
私のリアクションがあまりにも淡々としていたから、あやめの方が驚いていた。

今年のクリスマスイブは一人か…
ユチョンは仕事だし、あやめは彼と一緒に過ごすし…

ユチョンが悲鳴をあげそうだから、あやめの彼のことはしばらくは秘密にしておかないと。

それにしても…あやめも大きくなったのね。
もう高校2年だもんね。
嬉しいけど…少し寂しい。


*****

「ただいまー」
「お父さんおかえりー!」
「優輝ただいま。」

仕事を終えて帰宅すると、息子に元気よく迎えられた。

「慎二さん、おかえりなさい。もうクリスマスパーティーの準備できてますよ。」
「茉莉子、ただいま。おっ、なんか良い匂いする。楽しみだな。」
息子から少し遅れて、妻が出迎えてくれた。


*****

「へぇーあやめちゃんに彼氏ができたんだ。」
「そうなの。この前寺川さんが言ってたの。」
「パクさん卒倒するんじゃない(笑)?」
「たしかに(笑)だから、しばらくは秘密にするみたい。」

あやめちゃんももうそんな歳か…高校生だもんな。

「あやめちゃんが中学に入った時『中高一貫の女子校だから安心安心』って、パクさん言ってたのにな(笑)」
「言ってたね(笑)でも、あんな可愛い子を男の子は絶対にほっとかないよ。」
「そうだよな。なんか、高校生になってから急に大人っぽくなったもんな。もとから可愛い子だったけど。」
「そうそう。この前久しぶりに会ったけど、また綺麗になってたもん。」

あやめちゃんは、寺川の若い頃によく似てる。
旦那があれこれ心配してあたふたするのも理解できる。父親としては心配なんだろう。

「お母さん、お父さん!」
「優輝どうしたの?もう遅いから寝よう。」
「サンタさんに会うから起きてるー!」

今、こんなことを言ってる優輝もすぐに大きくなるんだろうな。

『あやめ、深田のお兄ちゃんのお嫁さんになるの!』
そう言っていたあやめちゃんがもう高校生なんだから。


*****

「あやめ、ただいま……あ、いないんだった…」

22時までには必ず帰ってくるように言ってるから、あの子なら絶対に帰ってくる。
…誰もいない…少し寂しい。

『ママー!あやめは、サンタさんにぜーったいに会うから寝ないの!』
にぎやかな声がない。

ユチョンは仕事で毎年いないから、クリスマスイブはあやめと過ごしていた。
最近はあやめのお友達が遊びに来てくれるから、わいわい楽しかった。

ワインでも飲みますか…

ピンポーン…

誰だろう?

「はーい。どちら様ですか?」
…えっ!?ユチョン!?
でも今日は仕事じゃ…

ガチャ

「美桜ーメリークリスマス!」
ドアを開けると、昔と全く変わらない笑顔を浮かべたユチョンがいた。
「ユチョン…」
「美桜?どうした?…あれ?あやめは?」

ぎゅっ

「美桜?」
私はユチョンに抱きついていた。一人で過ごすと思っていたのに、彼に会えたことが嬉しくて…。
「ユチョン…メリークリスマス…」
「美桜…メリークリスマス」

私たちはしばらく玄関で抱きあっていた。

そのあと、あやめが帰宅してきて、私たちは3人でクリスマスイブを過ごした。

あやめが私にこっそり『私…彼とずっと仲良くしたい。お父さんとお母さんみたいに、ずっとお互いのこと思ってる関係でいたい。』と言った。

変わっていくのは寂しいけれど、ずっと変わらないものもある。
私がユチョンやあやめを思う気持ちも、ユチョンが私やあやめを思う気持ちも、あやめが私やユチョンを思う気持ちも…ずっと変わらない。

それさえあれば、私たち家族はずっと変わらない。

そんなことを感じたクリスマスイブだった。

おわり
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by rin1119a | 2013-12-25 12:07 | プライド(番外編) | Comments(8)