JYJの妄想小説ブログです。妄想小説が苦手な方は閲覧しないでください。JYJも妄想も好きな方は是非どうぞ(^^)気に入ってもらえますように(*´∀`)


by 凛

運命の人 第2話

「支店長、同行してくださってありがとうございました。ご契約いただけたのは支店長のおかげです。」
「何言ってんだよ(笑)お前がコツコツ訪問し続けた努力が実ったんだよ。俺は、最後に引っ付いていっただけだ。」
「そんな!前の訪問で追い返されたのに、今日ご契約いただけたのは、支店長のおかげ以外あり得ないです!」
「おいおい(笑)そんな持ち上げても何も出ないぞ(笑)」

今日は、3年目の山口の営業に同行した。
山口はよく勉強しているし、ガッツもある良い営業マンだと思う。
ただ、営業は相手がいることだから、そのガッツが悪いように出てしまうことがある。押しが強すぎて、時々お客さんから引かれてしまうのだ。

まあ、まだ若いから仕方ないけど、お客さんの様子をよく見て押すタイミングをコントロールできれば、トップを取れる器だと思う。

「事実を言っているんです!憧れの深田支店長の下で働けて幸せです!」
「お前、女の子みたいなこと言うなよー(笑)憧れの深田支店長って(笑)佐伯さんあたりに言われたら嬉しいけど、男のお前に言われてもなぁー(笑)」
「そういう変な意味ではありません!自分は、深田支店長のようになるのが目標なんです!」
「ありがとな。じゃあ、俺を越えてくれ。」

やっぱり見込みあるな。
他人の脚を引っ張ることしか頭にないうちの支店の人間の中では、数少ないまともで見込みのある奴だ。


俺は4月から支店長として、東京駅前支店に配属された。
うちの支店は、二つあった支店が一つに統合されたもの。もとの二つの支店の支店長は二人とも、別のところに異動になり、支店長のポストが空いた。

そのポストに入ったのが俺だ。
ただ、予想はしていたが、支店長代理や副支店長からの妬みはなかなかだ。
空いた支店長のポストには自分が…と思っていたのに、自分よりかなり若い俺にとられたのが不服なのだろう。
やたらと俺に突っかかってくる。
まあ、予想してたから、それはかまわない…。
俺がうまくこの人たちを使って、支店長として文句のない働きをすればいいのだから。

俺が気になるのは…


*****

「佐伯さん、ありがとう。どう?仕事慣れた?」
「慣れた…まではまだまだ…」
「そっか。そりゃそうだよな。
まだ1年目なんだから、焦らずに一個一個確実にできるようになっていけばいいから。困ったことがあれば、いつでも俺に言ってきて。」
「はい!」
「元気いいなぁー。」

彼女は新入社員の佐伯さん。
真面目で気の利く良い子だ。
営業担当の新人にも見習ってほしいくらい、勉強もしっかりしている。

いつも彼女は、外回りから帰ってきた奴に一番最初に飲み物…最近は暑くなってきたからタオルも…出してくれる。
支店の窓口で業務があるときや、他の仕事で手が塞がっているときは無理だけど。

少し引っ込み思案というか、自信なさげな所があるのが心配だけど、そこは経験で改善されていくだろう。
それに、その点は上司と先輩が上手くフォローすれば大丈夫だし。

…うん。佐伯さん自身には何も問題はない。
問題は…外野だ。


「佐伯さん、支店長に馴れ馴れしくしすぎじゃない?」
「あなたもそう思う?新人のくせに生意気よねー。」
「ホントねー。しかも、あんな地味なくせに、深田支店長を狙うなんて身の程知らずよ!」

そんな口叩く暇があるんだったら、佐伯さんより早く動けよな…。

コイツらが佐伯さんに変なことしなきゃいいけど…。
佐伯さんのことは心配で目をかけなきゃいけないが、あんまり俺が構いすぎると外野がうるさいからな…。
今みたいにうるさいだけで済むことを祈っておこう。


つづく
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Commented by m_n_k_5604 at 2013-10-29 21:33
こんばんは!

深田君、カッコイイだけじゃなくて、ほんとできる“人”なんですね。いい営業マンであっても、いい上司であるのは結構難しいと思います。両方持ってるって、茉莉子ちゃん押しのけて、うちの娘押し付けたい!!(好きな人いるから駄目かもしれないけど。)
Commented by rin1119a at 2013-10-30 09:43
アトムさん♪
おはようございます(*´∀`)♪
かっこよくてできる人なんです\(^^)/たしかに、優秀な人=優秀な指導者とは限らないですもんね♪
本当に深田くんは何故まだ独り身なんでしょうか(笑)

アトムさんのお嬢様(^^)茉莉子にライバル出現ですね\(^^)/笑
by rin1119a | 2013-10-29 11:16 | 運命の人 | Comments(2)