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JYJの妄想小説ブログです。妄想小説が苦手な方は閲覧しないでください。JYJも妄想も好きな方は是非どうぞ(^^)気に入ってもらえますように(*´∀`)


by 凛

You are my sunshine 第8話

たしかに、かなり上達はしてる。
この前見た時、あんなに素人そのものだったのに…

ジェジュンオッパに言われた私は、渋々チェリムのダンスレッスンを見に来た。

レッスン生の練習の成果を披露する発表会が間近に迫っているから、先生もいつもよりも厳しく指導しているようだ。
チェリムは、上達したとはいえ、まだまだ粗があるから先生には特に厳しく注意されている。

イ・チェリム…上手くはなったけど、この程度じゃまだまだよ!
レッスン生の中でも、まだまだ下手な方なんだから…。

技術的には、チェリムのダンスは下手。先生も檄を飛ばしている通り、チェリムのダンスには、改善しなきゃいけない欠点がたくさんある。

だけど…何故か引き付けられる。
悪目立ちする…という意味じゃない。
上手い子は何人かいるのに、チェリムを見ていると、その上手い子たちに全く目がいかなくなる…。

私がチェリムを意識して見てるから??


*****

「エリがレッスン見に来たんだ!」
「はい!色々教えてくれました!」
エリ…やっぱりチェリムが気になってるんだな(笑)
素直になればいいのに(笑)
まあ、ちょっと素直になれないのが、エリの可愛い所ではあるけど。

「エリさんに褒めてもらったんです!」
チェリムは、弾けるような明るい笑顔で言う。
この子と一緒にいると、本当に元気になれる。明るい笑顔を見てたら、つられて笑ってしまう。
素直で純粋で…本当に良い子だ。

デビューしたら、男が間違いなく言い寄ってくるな…。
今だって、レッスンを見に行くと、男のレッスン生たちがチェリムを見て騒いでいる。
恋愛するのはいいけど、チャラチャラした変な男とは絶対にダメだ!
チェリムが汚れてしまう!
純粋無垢なチェリムを俺がしっかり守らないと!

「…ジェジュンオッパ?大丈夫ですか?なんか考え事してます?」
「ううん!何でもないよ!ごめんね。もう1回言ってくれる?」
「本当に大丈夫ですか?…エリさん、すごく綺麗だから絶対にカッコいい彼氏さんがいるんだろうなぁー…って言ったんです。」

チェリムは、エリを思い浮かべながら言っているのか、ニコニコしている。
本当にエリのこと大好きで憧れてるんだなぁ。

「いないよ。」
「えー!?どうして!?」
「さあ?理由を俺に聞かれてもなぁ(笑)」
「そうですよね…絶対に、ジェジュンオッパみたいなカッコいい彼氏さんがいると思ったのになぁ。」
「ふふっ。…チェリムは?彼氏いるの?欲しいと思う?」
「え、わ、わ、私ですか!?」
「そうだよ。」

反応が可愛すぎるんだけど(笑)
いつも元気で明るい子が、顔真っ赤にしてあたふたしてる(笑)
可愛いなぁー。
あ、デビュー曲は、切ないラブソングがいいかな? 可愛いチェリムにはピッタリ合いそうだな。

「い、いないです…。欲しいけど……………あー!!!!」
「えっ!何!?どうしたの(笑)」
チェリムは、モジモジと恥ずかしそうに言ったかと思うと、いきなり大きな声を出した。
何だ(笑)?

「ジェジュンオッパは、すごく綺麗でモデルさんみたいな彼女さん絶対にいますよね!」
チェリムは、得意気に胸を張った。その得意気な様子も可愛い。
「残念なんだけど、いないよー(笑)」
「えー!?」
チェリムは、さらに大きな声を出して驚いている。そんなに驚かなくても(笑)


*****

エリさんにもジェジュンオッパにも、付き合ってる人いないなんて…。ビックリだ。

「本当に本当にいないんですか?」
「本当に本当にいないよ(笑)」
信じられない…こんな素敵な人にいないなんて。

優しいし、頼りになるし、男らしいし…
『俺が守るから』
あの日のジェジュンオッパの言葉がとても嬉しくて、頭から離れない。
顔はすごく綺麗だし、スタイルだって素敵だし…

「1年ぐらいずっといないんだよねー。」
「そうなんですか…どういう人がいいとかあるんですか?年上がいいとか。」
「うーん…年齢は別に気にしないかな。年上でも同じでも年下でも…」

年下でも良いんだ…
あれ?何だろう…
私、なんでほっとしてるんだろう?
…まあいっか。

この日は、ジェジュンオッパと恋愛の話をしたり、デビュー曲はどんなのがいいかを話していた。


つづく
by rin1119a | 2013-11-14 16:32 | You are my sunshine